film.

だれも知らないまちへふたりで

お前たちはいったい何なんだ

タイトルの通りなんですけど、人が考えていること、思っている(と、発言している)ことと実際に取る行動のギャップ、あまりにも大きくないですか?

全部が全部言行一致させろってわけじゃないですけど、真逆であることが多々あって、一体君たちは何者なんだって思うことがあります。適当に何も考えずに発言しているなら構わないけど、何か深刻そうにぼやく割にはその発言をひっくり返すように行動する人は、本当に不思議だなあと思います。

あなたたちは何者なんですか?

今書いていることはまとまった考え方ではなくて、突然感じることがあるけど答えが出ていない、自分でもよくわからない考えや感情なので、めちゃくちゃなこと書いてるかもしれませんがお許しください。あと、少し経った後に真逆のこと言ってても見守ってください。

 

僕らはある共同体(あるいはあるかたまり)の中にいることから、共同体の仲間の考え方や振舞いを予測した言動を取ることがあります。「日本人なら」とか「男なら」とか「大学生なら」みたいな。

この「かたまり」の積み重ねが一人の人物なのであれば、私たちは誰か他者の思考をすべて予測・理解することができるのではないか、と思いません?

でも実際はそんなことはありえなくて、その言動の”方向”レベルでしか見通すことはできません。これは誰しも何か特有のものを持っているということが考えられます。というか、僕らはこの誰もが持っている「誰にも持っていない固有のなにか」にすがって生きているような気がします。

じゃあその固有のなにかって一体何なのって話をするときに、最初の「あなたたちは何者なんですか?」って問いに戻ります。

言ってることとやってることが違う、っていうのは誰にでもありがちなんですが、なんで違うのかというと、たぶん、その行動か発言が固有のなにかを脅かすものではないからなのではないでしょうか。それを脅かさないものであるから、何をしても何を言っても、大して問題にはならないわけですね。まあ単純に裏返しであるってだけな場合もあるんですけど。

しかし僕たちがお互いに固有のなにかを知り合うのは僕の経験上かなりの付き合いの深さを必要としています。

なので、多少の知り合いが言ってることなんて蟻が地面を這ってる程度に思っておけばいいってことですね。